久しぶりのチラ裏更新です(・ω・)
先日アンケート結果の一部をご紹介するページを公開しましたが、そちらのページを作るために皆さまのご回答を読み直したりしていた際、いくつか思った事柄がありましたので、今回はそんな事に関して少々書き留めておきたいと思います。
結果のご紹介ページに一緒に書いておいても良かったのですが、あちらのページが余りに長くなり過ぎるのもどうかと思いましたので、あえてこちらの方へ分けて書いておく事にしました。
正直、私のアタマの中の事をいちいち文章に起こして公開した所でどうなるものでもないのですが、少しでも何かの足しになればという事と、一応個人の運営するHPだという事で、どうかお許し下さい。
さて、私が今回書き留めておきたいと申しますのは、(過去のチラ裏を蒸し返すようで恐縮なのですが、)「ディズィーに関する例の話は、『当初からの構想』か、それとも『後付けの思い付き』か」という点です。
と言っても予めお断りしておきますと、ファンがいくら想像を巡らせた所で、そんな事はメーカーに直接聞きでもしない限り、本当の所がどうなのかは分かりません。
それゆえファンの側は、メーカーが「こうだ」と言えば、それを信じるしかないという事になります。
そしてもし仮にこの質問をメーカーにぶつけたとしたら、まさか「思い付きです」と言う訳にもいきませんから、当然「ずっと前から考えてました」と答えるに違いないでしょう。
(重ねてお断りしておきますが、本当の所がどうなのかは分かりません。これは「メーカーは嘘を言っているに違いない」という意味ではないです。)
ですのでここでは「当初からの構想」だったという前提で物を考えたいと思うのですが、じゃあ「当初からの構想なら仕方ない」という風に多少なりともファンの溜飲が下がるのかと言えば、全然そんな事はなくて、むしろそれは単なる思い付きよりも更に問題があるのではないかと、私は思います。
仮に当初からそうした構想を持っていたとして、それに結び付くような伏線なり素振りなりを、これまで一切描かなかったのはなぜか?
それは言うまでもないですが、タイトルを代表する人気女性キャラにそんな事をすれば、そのキャラのみならず、引いては作品の人気にまで悪影響を及ぼす事が分かっていたからでしょう。
つまり冒頭の質問に対して「ずっと前から考えてました」と答えるという事は、「じゃあゆくゆくファンをガッカリさせるであろう事は、ずっと前から分かりきっていたんですね。その上で、それを隠して、ゲームやらグッズやらを展開していたんですね」という質問に対しても、「そうです」と答えたという事に等しくなります。
では今このタイミングで、余りにも唐突にその「当初からの構想」を具現化したのはなぜか?
それは恐らく、GGの人気も一段落し、同社から新規の格ゲータイトルも発表されたこの時機が、最もダメージが少なくて済むと判断したからではないでしょうか。
この場合のダメージとは、もちろんメーカー側にとっての損失の事で、ファンが被る失望感や喪失感は含まれてない訳ですけれども・・・。
ただしこれらはあくまでも「当初からの構想」だったという前提で考えた場合の推測に過ぎませんので、初めにも書いた通り、本当の所は分かりません。
(個人的にはこの前提自体、絶対にありえないとは言いませんが、にわかには信じ難いものだとも思いますので。)
さて少し話が変わりますが、実は先日のアンケートにて、「RACCOさんはそんなにGG2がお嫌いなんですか」という旨のご意見を書いて下さった方がおられました。
そのように思われてしまったのは偏に私の不徳の致す所なのですが、この場を借りて一応弁解をしておきますと、「嫌い」と言うよりは、「納得がいかない」という表現の方が、私の気持ちに近いです。
(「嫌い」なのと「納得がいかない」のとは、全く別の問題だという事をご理解下さい。)
更に申し上げますと、「作品そのものが嫌い」というよりは、「メーカーが何を考えて作品を作っているのか納得がいかない」というニュアンスの方が、私の気持ちにより近いです。
(話の内容に納得がいかないのももちろんなのですが。)
つまり私も僭越ながら物を作る側の人間ですので、作品そのものだけでなく、作品を通してその一つ向こう側にある、「メーカーが何を考えて作品を出したか」という点について、どうしても考えてしまうのです。
極論を言えば、人気キャラであるディズィーをそんな事にしなくとも、他にいくらでも続編の作りようがある訳です。
ましてや、今までにそれを予期させるような伏線なり素振りなりは、全く無かったのですから。
これまでの流れを無視し、応援してきたファンを落胆させてまで、どうしてわざわざそんな展開で続編を出さなければならなかったのか。
仮に当初からそうした構想を持っていたとしても、必ずしもその通りに話を進めなければならない、などという制約はどこにもない訳です。
現在のキャラの人気やファンの心情を考慮して、構想を柔軟に変化させる事があってもいいのではないでしょうか。
むしろ数年前から構想を持っていたのならば、練り直す時間は十分にあったはずです。
それとは逆に、当初からの構想を意地でも貫き通すつもりだったのならば、(上でも書きましたが)どうしてそれに関連する伏線なりを今まで見せなかったのか。
私はこの点に関してどうしても納得がいかない訳でございまして、メーカーの、まるでファンを軽んじるかのような選択や態度、あるいは発言に対し、憤りを感じてしまっている次第なのでございます。
ファンを大事にする事とファンに媚びる事とは全く別の問題なのですから、その事に関してメーカーは今からでももう一度考えて欲しいと、そんな風に思う訳でございます。
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